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遠くから見たら白い校舎も、雨に打たれて風にぶつかり疲労していく。
そんな姿をあの背中と重ねた。きみの姿の見えない屋上から考えてみた。
今、きみは目の前の敵を凌駕しているだろうか。心配はしない。きみが強いことを知ってる。
倒されはしない。そう思う。だけど戦う姿を見るわけにはいかない。
興味がなかったはずなのに、今この瞬間に刃を交えているきみを思う。
僕が相手なら、もうかみ殺している時間だと思う、だけど誰も校舎から出てこない。
静かに響く雑音。うなる水の音。
きいいいんと遠くで刃物が荒れる音もした・・・・・・・。
空気をばさりと切って、倒しておいで。
ここまであがっておいで。
きみならここに来れるはずなのに、どうしてまだ来ないのか。
心配はしていない。
きみは強い、だけど落ち着かなくて風を呼ぶ。
早く終らないかな・・・。
瞳を閉じた。でも眠れない。かすかに響く雑音のせいじゃなくて、きみを考えていたいから。
風に揺られながら、きみを思う。
さあ、早く出ておいで。僕がきみを倒してあげる。
ああ、あなたですね。
遠くから歩いてくる姿が懐かしい。
どうしました。今日はやけにおとなしいですね。
なにか他のことに気をとられている様子。
でもはりつめた感触。みなぎる生命の力。
あなたはまた強くなったようですね。
僕がわかりますか?
思い出してくれましたか?
あなたはあのときは血だらけで、意識も朦朧としていたはず。
なのに闘争本能だけで立っていた。
あなたに会いたいなと思ったのですよ。
面白い逸材だから。
僕を倒したいですか?
あいにくですが、僕はあのひとを護るためにきました。
あなたよりもあのひとの傍にいることがふさわしいと、思い知らせてあげましょう。
骸さま。大好きです。お願いだからビジュアル変更しないでね。
こてんぱんにのした相手を見に行くなんて、どういう心理だろう?
そう思いながらも、背中を見送った。
駄菓子屋のまえで落ち着かないのは、ここが黒曜中から随分離れているからか。
それとも夕焼のせいなのか。
もうすぐ夜が始まる。
俺たちが影を潜めてきた、あの夜が始まる。
でもあの頃よりも辛くない。
あのひとと共に生きていることが、俺たちの存在意味。
もうすぐあのひとが、あいつに呼ばれる。
あの弱そうなあいつを護るために、あのひとが指輪をはめて戦う。
その姿が見れるだけでもよしとするのか。
独占したいと恨むのか。
久しぶりに書きました。柿です。柿。重いですね・・・。
骸さまのカラーが嬉しかったの。
ここにも力を入れていきなさいと、骸様にいわれたようだわ。
(気のせいですよ。)
こんばんは、柊です。
順調に更新が出来るように。早く波に乗れるように。
少しづつ書いていきます。
今後ともよろしくお願いします。
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詩を書くことで自分を見直したりします。
なぜか男子目線な詩を書きますが、自分を癒すだけじゃなくて。あなたを癒せたらいいなあ。
邦楽(アジカン・バンプ・ラルクとか)大好き。
猫好き。チョコ好き。